私は高齢出産なのでNICUのある総合病院で出産し、検診は近くの産婦人科で受けていました

私は高齢出産なのでNICUのある総合病院で出産し、検診は近くの産婦人科で受けていました。妊娠中ずっと悪阻が続いていましたがそれ以外は母子共に順調で心穏やかなマタニティライフを送っていました。後期に入り出産する病院へ転院し検診を受けるようになった頃、足が浮腫みはじめました。

 

運動が足りないのだろうとウォーキングの時間を増やしたり、マッサージをするようにしましたが効果がないどころかどんどん酷くなり象足と言われるぐらいに腫れあがりました。その頃血圧も通常109ぐらいだったのが140台にまで上がり、検診の度に不安になるし足を見られたくなくて外出が嫌になっていました。


それでも妊婦さんがなりやすい糖尿病にはならず経過観察のまま出産予定日4日前の早朝に大量に破水しそのまま入院に。入院初日は陣痛もなく何しに入院したのか分からないぐらいでした。2日目に主治医の検診で子宮口が1cmしか開いていないので陣痛促進剤を服用すると言われました。服用して30分ぐらいで陣痛が起こりましたが、子宮口は開く気配がありません。

 

陣痛と吐き気が交互に襲ってきて明け方近くまで頑張りましたが少しも子宮口は開きません。入院3日目に主治医から更に効果の高い陣痛促進剤の点滴をする事を告げられ、朝から再び陣痛に襲われるも子宮口は開く気配がありません。午後7時を過ぎた頃に主治医からこれ以上は危険との判断で促進剤の投与がストップしました。この日はこのままゆっくり休むよう言われましたが満身創痍の身体は食事を受け付けず、水分だけなら辛うじて飲めました。


入院4日目の早朝、様子を見に来た婦長さんから破水をしている為これ以上粘っても胎児が細菌感染する可能性が高くなるだけと説明を受け、帝王切開を選択しました。この日の夕方に緊急オペで無事に元気な我が子を出産できました。陣痛と帝王切開両方を一度に体験する事ができました。
ふるあくれふ